ケミカル事業
計測機器
導入手順
わたしたちスタッフは以前、全員がケミカル機器の営業技術を経験しています。水処理等に使用される機器(ポンプ・攪拌機・タンク・計測機器)のことがすごく詳しいのです。だから安心してお任せ下さい。ケミカルポンプ・攪拌機・タンクの選定・見積に関しては確実に機器メーカーレベルです。水処理設備等の設備関係の設計施工に関しても20年近くの経験実績をもっています。これから先は水処理設備の引き合い~納入までのスケジュールをご説明いたします。
先ずは お電話やメールで引き合いを頂きます。
この時点でお客様のご要望をお聞きし見積に必要な項目をアドバイスさせて頂きます。ポンプなら液名・必要能力・ユーティリティ、攪拌機なら槽の大きさ・攪拌目的等・・・水処理なら排水名・処理流量・原水/処理水の放流基準等・・・いろいろです。この作業が非常に重要で無駄な時間を費やさないためにも迅速な対応には絶対必要な条件になってきます。必要な部分に関してわからなければわたしたちがアドバイスさせて頂きますので安心してお問い合せ下さい。(これ以降は水処理案件の手順をご説明いたします)
お聞きした内容で基本的な検討に入ります。
現場に合わせた装置に仕上げるための基本的な部分を考えます。 対象になる排水によっては協力会社と打合せをし、いろんな角度からユーザー様に合った最適な処理を考えます。時には高度な処理になる場合もあります。また、コストダウンを図れる部分については十分に議論します。原水の性状、排出基準によっては無駄な設備は導入せず、簡易に済ませる事も念頭に入れユーザー様の意向に沿った設備を検討します。予算・納期・仕様等何でもお申し付け下さい。
同時に技術部では頂いた排水サンプルによる
ジャーテストを実施します。
先ず原水の分析を認可機関に依頼(ユーザー様にて実施している場合は省きます)残った原水サンプルで最適な処理方法・薬品を決定するための反応テストを実施します。反応テストにはPH処理テストや凝集処理テスト があります。 何パターンもの反応実験をし 処理可能な薬品の種類・注入量を決定します。実験で処理された処理水は原水と同様認可機関で分析を行います。結果、放流基準に合うものであれば装置設計に入ります。 ※認可機関による分析費は実費請求させて頂きますが 契約が決まった場合返金させて頂きます。
いよいよ装置設計に入ります。
ここからが腕の見せ所です。ここからの機器選定作業によっては無駄な能力の機器導入を避ける事ができます。ここで設計者の基本思想が問われます。できる限りのコストダウンを図るため最適な機種選定が行われると同時にユーザー様の配置計画に合わせたコンパクト設計が行われます。この時点で現場で打合せを実施する事になる場合もあります。
次に見積作業に入ります。
技術部による積算が行われます。多くの場合ここで勝負が決まります。如何にコストダウンが図れたか、ここまで行われた作業の集約となります。各メーカーの価格協力を得て 最終価格が決定します。シーズはそれだけの優秀なメーカーを抱えています。
最後に提出見積を営業が作成します。
見積提出のパターンは
①見積書 直ぐにでも概算見積が必要な場合/多くは予算取り等の場合が多いです。
②見積書+フローシート 計画段階の場合が多いです
③見積書+フローシート+配置図 同上
④見積書+フローシート+配置図+設計仕様書 具体的に導入時期が決定している場合
ユーザー様のご都合又状況に合わせて作成いたします。
※パターンにより提出納期が変わってきます。
気に入っていただければ・・・
話が進展してくると現場での打合せが多くなります。特に現場の方の意見が重要になってきます。なにしろ装置を使うのが現場の方ですから使い勝手の良いものが必要です。また、現場で配管のルートを検討する必要があります。(メンテナンスの事を考える事が大事です)また、場所によっては近隣の住民の方への配慮も必要かもしれません。 ここで手は抜けません。
いよいよ・・・
何度かの現場の下見・打合せによる設計見直し・設計確定承認図書提出。 ユーザー様による設計承認を経てめでたく契約。最終価格・納期・検収条件・取引条件の最終がここで決まります。
さぁ製作にとりかかります。
先ずは 装置製作図作成作業に入ります。次に厳しい検査を経ながら完成に近づきます。契約条件によっては途中立会検査が行われる事があります。
最終検査を経て納入となります。
設備導入が初めてのユーザー様には 設置工事等もお見積致します。 水処理設備に詳しい施工業者と提携しているので搬入・据付・試運転調整までお任せ下さい。最終的にユーザー様へ運転指導をさせて頂き、めでたく検収となります。難しい事は何もありません。お気軽にご質問下さい。取扱説明書もきめ細かく対応しております。
納入した後のメンテナンスもご用命下さい。
事前にメンテナンス要領書を提出し定期的に要領書に沿ってご報告致します。特にISO14000取得するにあたっては必要となります。おおよそ1年に1~2回実施する企業が多いようです。こまめなメンテナンスが設備を長持ちさせます。メンテナンスにより、より良い作業環境で仕事がやりやすくなります。